題目:旧約聖書と現代 ― 「エデンの園」の物語にみる人間観 ―
日時:2021年6月12日(土)14時開演 ~ 15:30終演予定
場所:Zoom オンライン
(https://bit.ly/3htQQLA, ミーティングID: 998 517 1154パスコード: 550978)
費用:入場無料
講師:公益財団法人東京大学学生キリスト青年会理事長 月本 昭男
ー 要 旨 ー
旧約聖書の劈頭を飾る「天地創造物語」と「エデンの園の物語」は後のキリスト教神学、
なかでもその世界観と人間観の要となった。
他方、19世紀末より、古代オリエントの膨大な文献・図像資料が知られるにおよび、
これらの物語の宗教文化史的背景も明らかにされてきた。
本講演では、古代オリエントの資料をふまえつつ、
これらの物語に畳み込まれた人間観の一端を論ずるとともに、
いまや死語と化しつつある「良心」という視点から、
あらためて、その現代的意義に触れてみよう。
ー 講 師 略 歴 ー
1948年長野県生まれ。
1971年東京大学文学部宗教学・宗教史学科 卒業後、同大学院、ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ(Dr. Phil.)。
1981年から2014年まで立教大学教員。
2014年から上智大学神学部 特任教授。
2016年から古代オリエント博物館館長兼務、
2020年から東大YMCA理事長。
専門: 古代オリエント学、旧約聖書学、宗教史学
著書: 『古代メソポタミアの神話と儀礼』(岩波書店)、
『詩篇の思想と信仰(I~VI巻)』(新教出版社)、
『物語としての旧約聖書(上・下)』(NHK出版)ほか
ーアンケートのご案内ー
ご参加頂きました方に、アンケートにご回答して頂ければ幸いです。
恐れ入りますが、下記リンク先から、アンケートへのご協力お願い致します。