寮生活紹介

典型的(!?)な寮生の生活をご紹介します。


Aさんの場合

 朝七時、目を覚ます。今日は早祷の担当だ。いつもの7時に全館放送。絶対にみんなを起こしてやる!と意気込み、テンションを上げるべく寮内放送でパンクロックを大音量で流す・・・快感
今日は私のキリスト教信仰のあり方についてについて、とっておきのスピーチを用意してある。本当に話すのが楽しみで仕方なかった。出席者の氏名をノートにメモしながら、「あいつまた寝坊かよ」と悪態をつく。

朝食を食べるが、朝からテンションを上げすぎたため、二度寝!
二限が始まる十時三十分に間に合うためには、十時に起きれば余裕。いや、近くてよかった。おかげで午後の授業も眠くならず、すっきり受けられる。

夕方戻ってくると、食事のいい香りが寮内を満たす。とはいえ、出来上がるまでにはもう少し時間がかかるので、讃美歌を歌おうと思い立つ。礼拝堂で暗くなりかけた外を眺めつつ歌う歌は格別。神様、今日も素晴らしい日をありがとう。
一時間も歌えば、もうお腹はペコペコ。夕食は量も質も素晴らしく、ともすれば食べ過ぎるので、太らないかが心配だ。食堂では今日も寮生間で正しい信仰生活とはどのようなものかについてそれぞれのバックグラウンドから面白い議論がなされている。

今日は木曜日なので九時から舎内総会が行われる。寮の運営方針や日々気づいた事などを皆で話し合う。毎回夜更けまで同胞達と熱く語り合えるのもこの寮の魅力だろう。

今日は日直であったことを思い出した。掃除が大好きな自分にとっては1ヶ月の中で楽しいイベントの一つだ。流し台をみがきながら、太陽が昇っていくのをぼんやりん眺める。